ヤマブドウ

今年もヤマブドウが旺盛です。昨年は素敵な作品にしていただきありがとうございました。

また秋講座にお持ちしたいと思いますので、月ごとに成熟段階の目安をお知らせします。描かれる方は計画に役立てていただけると幸いです。


7月現在はまだ緑色でこんな感じです。若い葉には毛虫がつきやすいので、1匹づつ割り箸で捕まえます。

下は昨年8月の様子です。夏の間に徐々に実の色が変化していきます。時々チェックして成長不良のフサや混み合ったフサを間引きます。

さらに9月中旬には葉の紅葉が始まり、実はすっかり紫に熟しました。

なぜだかアシナガバチが実に群がってくるので退治します。殺虫剤は使えないので恐る恐る網で捕まえます。

形の良さそうなフサに目星をつけて育てています。昨年より、一つのフサにつく実の数が多いようです。今年は生育が良く、葉が30センチ以上の大きさに育っています。

作品サイズの制約もあるので、できるだけ描きやすい大きさに留めたいものですが、毎週のようにツルを剪定しても容赦なく大きくなっていきます。

自然の力には時々恐れを感じます…。

Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

0コメント

  • 1000 / 1000