7月11日
3回目の講座では、ボタニカルアートに関する展覧会や作品から、現代作品の傾向を学びました。
事前の資料配布を失念しており、申し訳ありませんでした。さくらアカデミーを介してお送りいたしましたので、今更ですが、記録にお使いいただけたら幸いです。
はじめにシーボルト博物館等の展示をご紹介し、後半では現代植物画家としてルーシー・スミスさんをご紹介ました。
現代は世界各地にたくさんの優れた植物画家がおり、制作姿勢も人それぞれですが、彼女の真摯な姿勢は、私達の制作のお手本となるような良い参考例だと考えています。背景にあるストーリーを知ると、ひとつひとつの作品がより魅力的に思えるものです。
最後にディスカッションのお時間をとり、皆様からご意見やご感想をいただきました。
植物画は誰でも簡単に描けるものでありながら、追求すると学ぶことが山ほど見えてきます。確かに学習は大切です。が、その反面で、難しいことは考えず、ただ描きたいという純粋な気持ちに従うのもまた真実だと改めて感じさせられました。両者は相反するアプローチにも見えますが、きっと学習でも描画でも、心を込めて行うことの大切さは同じですね。
皆様から学ぶことが多くあり、様々なご意見を伺えて良かったです。ありがとうございました。
引き続き、8月には夏のオンデマンド講座、10月から秋講座をご用意しています。
皆様のご受講をお待ちしています。
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