11月24日
第3回目は作品へ植物学的情報を反映させる方法をご紹介しました。
あまり目立たない裏方の作業行程なのでご興味をお持ちいただけたか心配でしたが、少しでも参考になれば幸いです。
また、お配りしたプリントの中に「液し標本」と表記してしまいましたが、正しくは「液浸標本」ですので修正をお願いいたします。
最後に質問をいただきましたサフランに関して、花弁の位置を確認するための補助線の図を添付しました。
チューリップが説明しやすいため、花の時期になりましたら、改めてこのような補助線を使った確認方法をご紹介したいと思います。とり急ぎご参考になれば幸いです。
次回は「現代作品から学ぶ」という題目で、今月シャーリー・シャーウッドギャラリーでスタートしたばかりのModern Masterpieces of Botanical Artの作品を紹介いたします。
30年を記念した傑作展というだけあり、世界中の素晴らしい作品が一堂に会しています。個々の作品からは非常に多くを学ぶ事ができますが、作品の量が多くて頭がパンクしそうです。日本でも後日図録が販売されると思いますので、ご興味がありましたらご購入ください。
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