講座内容

11月10日、5回目の講座では、久々に私の作品をお持ちして皆様にご覧いただきました。Pandanus tectoriusの園芸種を描いた2点の作品と共に、植物採取からの制作手順をご紹介いたしました。

展覧会に出品する目的で、約1年半をかけて、テーマに基づいた6点の作品を制作しています。同じ時期に採取した植物を、傷みやすさで優先順位の高い部位から描画します。すでに枯れた部分や冷凍保存で描き足せる部分は後回しにして制作します。
今日は実際に、乾燥した果実や解凍した果実、絵皿や筆などをお持ちしました。制作の様子は言葉では説明しづらいところがありますので、モチーフや道具類から具体的にご想像いただけたら幸いです。
様々な制作スタイルがありますから、枠にとらわれず、それぞれがご自分に合った方法を選んでください。

いつも部屋にこもって一人で描いているため、作品を客観的に見られなくなっていました。今日は違った環境で作品を眺められて自分にとってもよい経験でした。


今回は新たなお一人が体験講座にお越しくださり、完成度の高いステキな作品を見せていただきました。この講座も残すところあと1回となり寂しく感じていましたが、再開に向けた励みになります。

今後の目処が立ちましたら、できるだけ早くご報告したいと思います。

きったない爪が写ってしまいすみません。芋掘り後だったので汚れがひどいです。


Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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