秋講習

10月13日の講習の内容です。


キースウェストの本を参考に、前回ご紹介した平面的な葉への陰影のつけ方に対し、今回は以下のような立体的なものへの陰影のつけ方についてご紹介しました。

1)円柱ー茎、枝

2)球体ージャガイモやタマネギ

3)複雑な立体ー葉芽、花芽、果実


どこを暗く、または強調してよいのか惑わされるような難しい形でも、単純な基本形にとらえ直すと陰影がつけやすくなります。


秋は果実を題材にする機会が増えると思います。立体描写の際には陰影や照明に気をつけてみてください。



最近、皆様の作品から真剣さが滲み出していて、ついこちらの話にも力が入ってしまいます。
楽しさだけで描いたり鑑賞していられた領域を越えたなと感じる事が増えてきました。
辛く感じる事もあると思いますが、それは次々に課題を乗り越えている証拠です。ひとつずつの課題と向き合って、ゆっくり確実に階段を登っていきましょう。

Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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