秋の講座
秋の講座1回目、9月8日の内容です。キース・ウェストの著書をご紹介したのち、2ヶ月ぶりに皆様の作品を見せていただきました。
構図を工夫されたり難しい植物に挑戦されたりと、真剣に悩みながら心を込めて描かれていることに、むしろこちらが学ばせていただきました。この2ヶ月間の制作のご苦労や喜びの時間を、植物画を通して共有させていただいたひとときでした。
中には構図や色で悩み過ぎて苦しいと伺った方もいらっしゃいました。私はいつでも大歓迎ですので、どうか講座の時間外でも遠慮なくご相談ください。メールで作品画像を送ってくだされば、何かしらお役に立てるように頑張ります。
大きなコンクールに出品される方々も増えてきました。きっと良い結果が出ると確信しています!
制作のご参考に、近所の植物の様子をご紹介します。アケビは今年は実の付きが思わしくありません。画像だと大きさがわかりにくいですが、実の長さは10㎝ほどしかありません。マムシグサの実は以前の緑色と比較すると少し黄緑色に変化したように思います。
どちらにしても不作や未熟に関係なく、ツヤツヤでコロンとした外観を見ているだけで癒されます。
前回、「何のために描いているのか」という根本的な疑問を感じてしまうという方もいらっしゃいましたが、私も同じです。じつは、私自身の制作はなかなか思わしく進んでいません。気持ちが乗らず、このところ集中できていませんでした。
そんな中、皆様の作品から気力をもらってもうちょっと頑張れそうです。辛い時期もありますが、描画自体を楽しむ気持ちを忘れないようにしたいと思います。
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