散策のすすめ

今の時期はどんな植物が見られるのかなと、近所の雑木林を道沿に歩いてみました。


薄暗い林ではまずノリウツギの花が目に入ってきました。清楚さに思わず見とれてしまいますが、白い花はボタニカルアート定番の白い背景では印象が変わってしまいます。色の濃い背景を選べば魅力が伝わるだろうなと思いつつ、なかなか取り組めない課題です。

他にはタケニグサ、オナモミ、エビヅル、サルトリイバラ、ノブドウ、ガマズミなどを見つけました。アケビは今年は実の付きが少ないようでしたが、サルトリイバラは例年になく大きな葉が付き、生育旺盛に見えました。

秋にはノブドウやエビヅルに実がつきそうなのでまた観察に行くのを楽しみにしています。サルトリイバラの赤い実と紅葉した葉を見てしまったら、タコノキを投げ出してでも描きたくなるような気がします。

雑木林は夏でも涼しくて、散策にオススメです。


Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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