6回目の講座

今回は、制作環境を整えることについて、いくつかの項目に分けてお話ししました。

光源の位置や道具の手入れなどは、しっかり整っていないと意外と足を引っ張るようなポイントです。
わかっていてもついおざなりになりやすく、慣れてしまうと気づきにくいものです。

環境を整えると描画しやすくなります。描画を複雑にしている要素を、ひとつずつ排除していきましょう。


また、写真を利用しても良いのか、使うとしたらどのように利用するのが望ましいのかについてもお話ししました。
近年では、実際の植物を見ずに写真をそのまま写して描くスタイルの作家が増えています。
描き方は人それぞれで自由ですが、植物と真摯に向き合って描画を楽しんでほしいと思います。


よく晴れた秋らしい空が気持ちよく広がっていました。
展覧会が多く開催される季節です。作品鑑賞からも学んでみてください。

Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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