12月の補講

今回は、小磯良平の画集「薬用植物画譜」を見ながら、それらの構図の妙を学びました。小磯良平は油彩画家ですが、この画集の作品は紙に水彩で描かれています。

素早い筆運びで描かれた、大胆な構図が特徴的です。
私達がイメージしているような今日の「植物画」とは少し趣きが違いますが、絵画界の巨匠ならではの堂々とした魅力あふれる作風でした。
さすがです。
私たちが植物画を描く際、わかりやすさや正確さを追求していくと、どうしても構図や作風が似通ってしまいがちです。
大胆でオリジナリティあふれる小磯良平の作品から、何か制作のヒントが見つけられたら!と期待しています。

Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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