台風のあと
先日の台風は凄かったです。
翌日に、屋根の一部が飛ばされていたり、大きな立て看板が斜めになっているのを目の当たりにし、いつもより台風の痕跡が強く感じられました。
(後日、図書館の窓ガラスが三面も割れ、神社の大木が折れて参道を塞いでいるのを見つけました。)
あちらこちらににいろんな植物も落ちていて、気がつくと台風後に実を拾うのが毎回恒例になっています。今日は、青いカリンとドングリ、熟したカラスウリを拾いました。柿や栗もたくさん落ちていました。
地面を物色していると、近所の子供たちが不思議そうに私の拾ったカラスウリを見て、それは食べられるのかと聞いてきました。手の届く場所に毎年引っかかっているのに、現代っ子たちは自然に触れる経験が少ないのかな…。カラスウリの中身を割って見せると、繊維質の果肉に包まれた種に驚いて、次から次に割らせてほしいと言います。生々しいオレンジ色のドロドロが、外見の成熟段階によってどう変わるのかを楽しみました。
ということで、本当はもっと綺麗な模様入りや大小様々なカラスウリを拾ったのに、だいぶ無くなってしまいました。
いつか、小中学生と一緒に植物画を描くことができたら面白そうだと感じました。塾や部活、ゲームにSNSなど何かと忙しい現代っ子たちですが、できればもう少し動植物に触れる実体験を楽しませてあげたいです。
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