10月14日
着々と秋の彩りが深まり、周囲の景色が日々変化しています。稲刈りもすっかり終盤を迎え、田んぼは少しさみしくなりました。
巷では展覧会のムードが高まっています。これまでコロナで延期や中止を余儀なくされてきた企画が、最近になって一気に動き出した感があります。どの展覧会も開催にこれまでにない苦労がある反面、その壁を乗り越えた熱量を強烈に感じさせるものです。
この講座でも、町民祭での作品展示を目標に各回の内容を設定してきました。ということで、7回目の講座では展示に関連した以下の内容をお届けしました。
1) 学名の表記方法
2) 著作権
3) 額装方法
4) テーマ設定
4)のテーマ設定に関しては、数年間継続して受講されている方のみを対象にしています。
今年度初めて受講される方は、まずデッサンや彩色を積み重ね、自らが納得できる作品を制作することを目標としてください。個人差はありますが、技術を習得するには誰でもしばらく時間が必要です。
作品が描き溜まりましたら、好きな植物や得意な植物の方向性が徐々に見えてくるはずですので、それらを振り返り制作テーマについて考えてみてください。
次回は一足先に展示作品を鑑賞する時間を設けつつ、植物画の歴史についてお話ししたいと思います。
私の方もやっと展覧会の一つが始まりました。作品画像の公開が解禁となりましたのでご紹介いたします。
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