梅シロップ

今年は初めて自宅の梅を使って梅シロップを作りました。やはり売っている梅に比べると味への信頼度が低いので、買ってきた梅を半量加えて作りました。

初めは氷砂糖が溶けていくのをひたすら待ちます。途中で瓶を振って中の実と液を撹拌した方が良いと聞くのですが、あえて撹拌しないでそっとしておくと、梅の表面に白い酵母のようなつぶつぶが発生してきます。これが発生すると発酵したような芳しい香りになり、なんとも言えない美味しさです。

今年は氷砂糖が途中で足りなくなり、恐る恐る家にあったザラメを代用しました。結果、飴色のシロップが出来上がり、味もいつもよりなんとなく良いような気がします。年を経るごとに、徐々に作り方が雑になってきていますが、次もあえてザラメを加えてもいいなと考えています。



追記
シロップ1に対して水2の割合で梅ジュースにして飲みました。昨年までは梅の実を除去した後に加熱殺菌をしてから冷蔵庫で保管していましたが、今年は梅を除去せず常温で2ヶ月ほったらかしていました。
白いつぶつぶの泡が出た後は芳醇で、まるで炭酸のようなシュワっとした飲み心地です。もしかしたらお酒になりかけているのでは?と感じました。
白い泡が出ていない方の瓶は、梅風味の甘いシロップで、少し物足りない感じがします。来年以降、参考にしたいと思います。

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池田真理子の植物画講座

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