7月14日
4回目の講座では、水彩絵具の混色と、基礎的な彩色技法を学びました。
赤・青・黄色の三原色の絵具を用いて、各自スケッチブックに色相環を作りました。同量の絵具を混ぜても必ずしも二色の中間の色が得られるわけではなく、黄色は影響を受けやすいなど、想像とは少し違うなということに気づかれたと思います。
混色の次に、平塗り、ぼかし、ドライブラシ技法の練習をしました。筆跡がのこらないよう均一に塗るのは意外に難しいですね。梅雨の湿度の高さもあり、乾燥するまでに時間がかかりました。画用紙が水分を含んでいることもあって、梅雨の時期はとくに描きづらさを感じやすいです。コツがつかめるまで、何度も練習してみてください。
継続して受講されている方々には自主制作をしていただきました。散歩で見つけた珍しい植物の写真なども見せていただき、この地域の豊かな植生に改めて驚かされています。
こちらで用意したモクレンの葉の課題に挑戦された方々は、細かな葉脈や、ざらっとした質感に奮闘されていたようです。
次回は応用編として、引き続き彩色技法を学びます。
しばらく間が開きますので、夏休みの間、ぜひ身近な植物の描写にチャレンジしてみてください。
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