10月29日

8回目の講座は植物画の歴史についてざっくりとお話ししたのち、これまで制作された作品に対する鑑賞の時間を設けました。

歴史について学んでも作品制作には直接的な影響はありませんが、さすがに2000年間もの長きにわたる植物画の変遷を知ると、モチベーションを向上させるようなロマンを感じられるのではないでしょうか。
古代ギリシア人、ルネサンス期の画家、貴族や学者のために制作する作家から、趣味として楽しむ作家まで、時代背景に左右された制作目的の違いをご説明しました。

ひとつエイレットの作品資料を持って行くのを忘れてしまいましたので、下にご紹介いたします。

Asphodelus
Georg D. Ehret 1747年 
©︎ The Board of Trustees of the British Museum 

作品鑑賞についてお話しした内容も、今後作品を出品される際や他作品をご覧になる際にお役にたてば幸いです。

今回で8回の年間講座は終了になります。
自然豊かな環境ですから、ぜひ今後も植物画の制作をお愉しみください。

Botanical Art Classes

池田真理子の植物画講座

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